EMS双眼望遠鏡をミードLX200架台に搭載して追尾・導入を自動化

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左側耳軸部の拡大

結合金物の図面PDF

当方が手元の機材を実測した寸法により描いたものであり、個体によって多少異なる可能性があります。ご注意ください。

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EMS双眼望遠鏡とLX200架台を結合する金物類。 厚いアルミの切断と切削は手元の僅かな工具類とボール盤では不可能なので、加工屋さんに製作していただきました。 左右耳軸は内側がミードのシュミットカセグレンに合わせた曲率半径の半円状、外側は台形状であり、スパンを確保するため外側に結合する仕様としています。 耳軸と結合金物はM4キャップスクリュー3本で固定されていますが、左右耳軸で若干穴の位置が異なるため、現状合わせでタップ加工をしてあります。また3本の内2本のタップは約15度傾けて設けることが必要です。
結合金物に凹金物を付けて、ここに双眼望遠鏡のベースを固定します。 結合金物は少し大きくして将来の双眼望遠鏡リフォーム時にも上下バランスがとれるようにしてあります。

なお、LX200架台は左右フォークの取り外しが可能で、その接合部分にスペーサを左右、上下に入れればさらに大きなサイズの鏡筒を使ったEMS双眼望遠鏡も搭載できると思います(許容搭載重量による限界はありますが)