秋のフィンランド 2011年
帰路 夕暮れ

 
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ヘルシンキ・ヴァンタ国際空港をほぼ定刻で飛び立ったAY73便からの風景です。フィンランドともお別れです。やはり帰路はさびしいですね。北極圏の風の香り、いつかまた。 18時30分、離陸から1時間15分後
実はこの時私の足元には、ハリニヴァのホテルで用意をしておいたカメラが「その時がきたら」と待機しておりました。 EOS5DMK2とNikkor24mmF1.4、今回持っていった中で最高に明るく短時間露光で暗い対象でも手持ちで撮影できる組み合わせです。ピント合わせが気難しい24mmF1.4を正確に無限点に合わせ、遮光用のジャンパーの準備も万全です。夜9時前にはたとえ私が眠っていてもたたき起こすようにヴァイブレーションをセットした目覚まし時計も胸元に入れて。 私が待っていたもの、それは航空機内からのオーロラ、 フィンランドではほとんど見えなかったに等しいのでこれがラストチャンスです。 席は北の窓際、機会を逃してはならない、  これが功を奏しました。

(2011/9/22 pm)

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