購入してからそろそろ2年、夜間に主鏡を見ると結構な量のほこりが目につくようになってきたので、ミラーを外して洗浄をしてみました。 主鏡と斜鏡を外すので、当然光軸再調整も必要です。 反射望遠鏡の光軸調整は初挑戦です。 案の定悪戦苦闘でしたがよい経験でした 2014年5月6日 |
DOB GOTO10 の外観 口径:254mm 焦点距離:1,200mm F4.7 |
DOBGOTOの主鏡セルの外し方、鏡筒を逆さまにしてから外しました。この方がセル固定ネジを外し終わった途端、セルが外れる心配がありません |
|
|
||
主鏡セルと主鏡 |
主鏡と斜鏡、 十分な流水でまずはホコリを落とします | |
台所用中性洗剤を付けて、手で優しく洗います。これ以外にも良い方法があるのかもしれませんが、これで上手くいきました。 ちなみに事前に手を綺麗に洗っておくのは言うまでもありません。 この後洗剤を十分にすすぎ、乾燥させます。 乾燥後のシミを防止するため精製水を掛けたり、ブロアーで水滴を吹き飛ばしたりすることもあるようですが、そのまま乾燥させただけで特段シミなどはできませんでした。 |
主鏡の洗浄が終わり、鏡筒に取り付けた主鏡付きセル、元々貼ってあった主鏡のセンターマークシールは水洗いではがれてしまったので、代わりにパンチ穴補強シール(事務用品)を貼りました | |
光軸調整中 まずは斜鏡、スパイダーの調整は今回はしないので、斜鏡の上下と接眼部から見た回転、それに3本の押しネジとセンターのひきネジの調整をしますが、いやこれが結構難しい、、、というか微妙、しかしだんだんコツがつかめてきました。斜鏡を終えると今度は主鏡、こちらは3か所の押引きネジのほんの僅かずつの調整のみ |
光軸調整用のコリメーションアイピース | |
一応調整完了、ご覧のとおりまだ調整が必要ですが、こだわり始めると2,3日かかりそうなので、まずはディープスカイ観望用に十分な精度があればということで妥協しました (不慣れなのでこれでも数時間を要しました) |
ついでに斜鏡のコバ(側面)と裏面に艶消し塗料を塗りました |