秋のフィンランド 2011年
帰路 ロシア上空のオーロラ

 

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機上での夕食を終えて少し過ぎた午後8時過ぎ、窓から機外の様子を2,3枚、また1枚、撮影してみると、「あっ、オーロラ、」 闇の中に細いけれど力強い光のアーチが映し出されていました。明らかにこれから増光を開始する兆候でした。 まだ肉眼ではよく見えませんでしたが、暫くするとはっきり見えるようになり、写真では全体が大きな弧を描くように炎のような光が次々に立ち昇っていく様が写るようになりました。初めて見る機内からのオーロラ、その手前を搭乗した機体の主翼が静かに進んでいく、忘れることのできない美しい光景でした。 本来なら窓のシャッタを締めなければならない時間帯でしたが(午後9時過ぎ)、傍まで来た客室乗務員が「(オーロラの)撮影の間は開けていただいて結構ですよ」と快く承諾してくれました。アジアとオーロラの国を行き来するフィンエア、粋な計らいです。 最後のチャンスを諦めず、足元にカメラを置いて待っていた甲斐がありました。眼下の地上にはロシアの街の明かりも見えています。オーロラの活動がピークだったのはノリリスク上空付近だったと思います(座席のフライトナビゲーションによる)
この写真はフィンランド航空の絵はがきになりました

 (2011/9/22 20h59m LocalTime  02h59m JST) Nikkor24mmF1.4/1.4 NOVOFLEX-AD 5DMK2 ISO12800 1.0sec


秋のフィンランド2011  
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