2013年1月、NHKBSプレミアムで放送された 「旅のチカラ 星から生まれた人々の村へ フィンランド (篠原ともえさん出演)」という番組で、サーミの人たちの星座、トナカイ座が紹介されました。 とても大きな星座、番組の映像だけを頼りに星座線を引いていますので多少誤りがあるかもしれませんが、トナカイの足元はオリオン、こいぬ、背中がふたごとぎょしゃ、そして角の先端はなんとカシオペアという広大なものです。 魚眼レンズを使ってやっと収まります。 日本では、トナカイの前足のつま先にあるオリオン座のベテルギウスは、南中時の水平線からの高度はかなり高く50~60度、カシオペアは天頂を超えて反対側の空になり、体を回さないと見えませんが、サーミの人たちが住む北欧の北極圏(フィンランド・イヴァロなど)ではベテルギウスは最も高い時でも高度30度、カシオペアはちょうど天頂の近くを旋回するように移動するので、南東から南西の空に大きなトナカイがいるのをゆったりと見ることができます。 ふたご座にあるひときわ明るい星は木星です。 2014.01.05 20h31m Nikkor 10.5mmF2.8(2.8) NEX-5N ISO1600 20sec /Nano Tracker 長野県信濃町 |