デジタルカメラによる木星



市販のディジタルカメラによる木星像です。
 
ディジタルカメラは今のところ長時間露出が出来ず、星野写真を撮影することは

困難ですが、木星や月は十分な明るさがあるので「望遠鏡の接眼レンズを接

写」する方法で簡単に撮影できます。

デジタルカメラの最大の利点はフィルム代が全く不要なことで、惑星や月の

ように大気の揺らぎの合間をぬって多数撮影し、その中から良いコマを採用

する手法の被写体にはうってつけです。この写真も3時間で延べ400枚撮

影したコマの中から比較的安定したものを使って画像処理しています。

2003年8月29日、 Registaxによる再処理を行いました


Registaxの驚異的能力について



撮影データ
1998年9月10日 22時15分
光学系:  ミードLX200−25 F6.3  笠井2倍バローレンズ、ミードUW6.7mm
カメラ :  キャノンPowerShotA5 露出1/15秒、補正−2
撮影地:  長野県信濃町



2003年8月29日
あれから5年、最接近中の火星の画像処理に使い始めたRegistaxで再処理をしてみました。
Image Processing Regisdtax V1.1
16Frame、Waverets/1:1 -0.1  2:2 +4.4  3:4 +3.3  4:8+1.7  5:16 +1.1  6:32 +1.1

下の画像は1998年9月当時 Adobe PhotoShopで3枚コンポジット他、通常の処理をした時のものです
差は歴然、Registaxの画像復元効果は凄まじいものです